ドイツで無線LANとbluetoothを内蔵したLinuxベースのスマートフォン

 塚本さんのClip! Itクリッピングされていたので適当に紹介してみる。ドイツ ベルリンにある会社「ROAD(Remote Office Access Devices) GmbH」という会社がカンヌで開かれている「3GSM Congress」でQtopiaインターフェースを使ったスマートフォンを展示(紹介)した。NokiaのCommunicatorのような形状となっている。LinuxカーネルはVersion 2.6であり、無線通信部分はGSM(850/900/1800/1900MHzの)/GPRS/EDGE、無線LANbluetoothIRDAに対応している。

 閉じた状態ではモノクロ液晶と20キーによる通常のストレート端末のように利用でき、開くと63キーを要するQWERTキーボードとハーフVGA液晶を持ったデバイスとなる。PIMやMP3プレイヤ、Officeビューア(MS-Word、MS-ExcelAdobe PDF)、MS-Outlookとのパソコン同期、インターネットブラウザ、POP3/IMAPに対応してメールソフトなどが利用可能となる。

 ということで、GSM/GPRS/EDGEなスマートフォンなので日本では使えないわけですが(笑)。Qtopia for SmartPhoneを使っているのかな。開いたところのデザインはなかなか洗練された感じで良さそうだけど、閉じたところはなんかやぼったい古めのGSM端末みたいだ(^^; 後、どうやら小さい会社なようで、リファレンスデザインというかこれをどっかに納入するみたいなところなのかな。すごいのはハードウェアは一緒というかS101/S101KをベースとしてOSをWindowsCEにした「S102」、Symbianにして「S104」など「L101/L101K」「L102」「L104」などが計画されている。

機種名 S101/S101K
サイズ 128x60x25mm
重さ 210g
メイン液晶 640x240 Pixel カラー タッチパネル
サブ液晶 102x65 pixel モノクロ
カメラ 200万画素
外部インターフェース USB 2.0(miniUSB)
SDカードスロット
イヤホン端子
電源端子(DC 5V/1A)
CPU Intel XScale PXA263 400MHz
モリー RAM 64MB
Flash 64MB
バッテリ リチウムポリマー電池 1500mA