エアエッジプロ

memn0ck2005-01-02


 山田@MNさんがいうとおり無線LANとかADSLFTTH/CATVなどの固定回線なんかと比べたらまったく4xだろうと8xだろうと差がないと言っていいだろう。すでに私の場合は、AirH"などに適した通信の仕方を身に付けちゃっているので、普通の人が同感じるかは正直わからないが、たぶんたいして違わないかなというより、「どっちも遅い」という結果になるのかなとは思う。ただ、やはり「プロ」とつけるだけあって、マニアな人はその差はわかってもらえるんじゃないかと思う。もちろん、その差ですら、たかが倍であり、たいした違いではないと思う人もいるだろうけど。でも、間違いなく倍近くスループットは違うし、私にはその差は感じられる。もちろん、「慣れ」という部分は除いている場合においてですけどね。そもそも「慣れ」とかを含めちゃったら比較にならんし。

 ちなみに、確かにlivedoorで使った速度測定サイトはやや大きく数値が出るものを使っている。「速度測定システム Radish Networkspeed Testing」を用いた理由はむしろそこにはなくて、

  1. 上りと下りが同じ方法で測定可能である
  2. 圧縮サービスの影響をなくす設定にも対応している
  3. ITmediaの坪山さんの3G携帯電話のデータ通信レビューで使用されていた

以上の3点であって、単に誇大広告をしたいとかそういう意図はない。また、確かに、山田@MNさんが利用している「BNRスピードテスト」とか「インターネット回線速度調査」なんかは値が小さくでるということで私の中では認識されている。逆に、ITmediaのレビューにあった「OSOのスピードテスト」は値が大きく出るという認識を持っている。私はこれまで数値が小さめに出るしFLASH版ということで圧縮の効果があまり出ないという理由から「BNRスピードテスト」を好んで使っていたが、上りについてはFLASH版がないので今回は「速度測定システム Radish Networkspeed Testing」にさせてもらった。

 速度測定についてはたいした意味はない。その時その方法でそういう値が出たということだけである。ただ、これやらないとやることないしね。「速く感じる」とか「遅く感じる」とかだけだったら使わなくても書けちゃうしさ。というか、私にとっては11bの無線LANですら「遅く感じる」といえば遅く感じる。無線LANだという認識のもと使っているからこそ、「まぁ、これで十分か」となる。それと同じでAirH"を使っているという認識のもとでエアエッジプロを使えば「あぁ、128kよりは速いな」というのがわかる。そんな程度だ。同時に、それぞれにあった使い方に(頭の中が)自動で切り替わる。


 ということで、数値が大事なんじゃなくて、256kパケット通信が128kパケット通信の2倍程度のスループットが出るということが大事なのではないだろうかと思っているわけです。これについては、山田@MNさんのデータでもITmediaのレビューでも同じわけです。悪い環境で使っても128kも速度が下がるし、256kも速度が下がる。けど、両方式の比でいえば、ほぼ倍もしくは倍に近い。そ〜いうことです。

 最後に、私は個人でもたぶん1度はエアエッジプロを契約すると思う。ただ、これはあのサイトをやっているからであって、それ以外の理由はない。むしろ私が個人的な理由で欲しいものは「U-Mailが公衆無線LANに対応したb-mobile」か「公衆無線LANに対応したbitWarpPDAもしくはKWINS for PDA」あたりが欲しいと思っている。どちらかというと前者のほうがいいかな。。。もちろん、料金次第ですけどね。